太宰府

太宰府

03 太宰府 歴史と文化巡り

  • ●普通車(最大4名乗車) JPY20500
  • ●ジャンボタクシー(最大9名乗車)JPY30500

5時間

福岡市の南方、約20km・車で約30分に太宰府市があります。太宰府市は歴史・文化的スポットとして福岡観光では外せません。学問の神様と崇められる菅原道真公を祀った太宰府天満宮。受験シーズンは合格祈願の受験生が集まります。7世紀後半の歴史遺産の太宰府政庁跡、水城跡など国の特別史跡があります。九州国立博物館は九州がアジア文化との交流窓口だった歴史的・地理的背景から唯一の国立歴史系博物館として2005年に開館しました。ここは常設展見学だけでも約2時間を要します。九州の歴史・文化に興味をお持ちの方にはおすすめのコースです。※九州国立博物館見学はオプションで別途料金が発生します。

水城跡 太宰府を守るためにつくられた防衛施設

北部九州は中国や朝鮮に近く、古代より交流が盛んでした。663年白村江の戦いで唐(7世紀頃の中国の王朝)と新羅(朝鮮半島南東部にあった国家)の連合軍に負けたことをきっかけに、敵の侵攻に備えました。博多湾の沿岸にあった地方行政機関・那津官家を現在の太宰府市に移し、「大宰府」がつくられたと考えられています。
唐と新羅の攻撃に備え全長1.2Kmにわたり作られた土塁が「水城」です。
幅80m、高さ13m、長さ1.2Kmの堤防で、外側には幅60m、深さ4mの堀がつくられ水が貯えられていました。ここが実際の戦場となった事はなく、現在は国の特別史跡に指定されています。

一部保存されている水城跡
一部保存されている水城跡

太宰府政庁跡 外交と防衛を司った地方行政機関

太宰府政庁は7世紀後半に九州の筑前国に設置された地方行政機関として現在の九州全土と壱岐、対馬の行政・司法を所管していました。軍事では西辺国境の防備を担い、その管轄下に防人を統括していました。外交面では、海外使節のための迎賓館である鴻臚館で中国王朝や朝鮮半島などとの交流の玄関としての役割を果たしていました。 鴻臚館は福岡市中央区の福岡城趾にあります。昔は海岸線がすぐ近くだった事が予想されます。
面積は甲子園球場の約6.4倍の約25万4000平方メートル。
現地を見るとその広さがよくわかります。
主な建物は政庁、学校、蔵司、税司、薬司、匠司、修理器仗所、客館、兵馬所、主厨司、主船所、警固所、大野城司、貢上染物所、作紙などがあったとされていますが、そのすべての遺跡は確認されていません。
国の特別史跡に指定されています。

政庁跡全景
政庁跡全景
正殿跡に建つ石碑
正殿跡に建つ石碑
数多く残る柱の基礎石

太宰府天満宮は菅原道真公をお祀りする天神さまの総本宮

太宰府天満宮は、菅原道真公の御墓所の上に社殿を造営、その御神霊をお祀りしている神社です。京都の北野天満宮とともに全国約12,000社の天神さまの総本宮とされています。 「学問の神様」として年間に約700万人の参拝者が訪れています。
幼少期より学問の才能を発揮し、学者・政治家となった菅原道真は無実の罪で大宰府に左遷されたまま生涯を終えました。その亡骸を牛車で運ぶ途中、牛が伏して動かなくなり、「そこに留まりたい道真の遺志」によるものと、その地に埋葬されることとなりました。その後、墓所の社殿が建立され 無実が証明された後は「天神さま」と信仰されています。
境内に入ると赤い橋を渡ります。この池は漢字の「心」の形をしていて、池で三つの橋が架かっています。過去、現在、未来を表していて水の上を歩くことで、心身を清められるとか。
橋を渡ると手水舎で手を洗い、楼門をくぐります。重層の入母屋造り、檜皮葺きの二重門。慶長年間に石田三成が再興しましたが、明治時代に火災で焼失し、現在のものは1914年に再建されたものです。
楼門をくぐると太宰府天満宮本殿です。現在の本殿は、1591年に筑前国守小早川隆景が再建したもので、現在は国の重要文化財になっています。
本殿に向かって右が「飛梅」、左が「皇后梅」です。
「飛梅」は道真を慕った梅が京都から飛来したものと言い伝えられ、樹齢1000年を超える白梅で太宰府天満宮の梅のなかではいちばん先に咲き始めると言われています。
太宰府天満宮は「梅」にまつわるものが多く、「飛梅」に加えて、象徴である「梅紋」、御神酒の「梅酒」。そして、有名な「梅ヶ枝餅」があります。
境内の色々な場所に道真公縁の牛の像が建てられています。全部で11頭。この石像の頭を触ると“頭が良くなる”といわれています。
そのせいかどの像もピカピカに光っています。

【マメ知識】
神社での一般的な参拝作法は次の通りです。

  1. 手水舎でひしゃくに水を汲み、左手、右手と水を掛け清めます。
  2. 本殿でまず軽くお辞儀をします。
  3. 鈴がはれば強くならします。
  4. お賽銭を箱の中に静かに入れます。
  5. 二礼・二拍手・一礼でお参りします。
触ると頭が良くなる牛像
触ると頭が良くなる牛像
太宰府天満宮
太宰府天満宮
飛梅
飛梅
心字池にかかる太鼓橋
心字池にかかる太鼓橋
本殿の奥に拡がる梅園
本殿の奥に拡がる梅園
やはり合格祈願・お守り
やはり合格祈願・お守り

太宰府表参道 太宰府天満宮みやげと言えば、梅ヶ枝餅でしたが・・・。

太宰府天満宮のお土産と言えば、道真公の使い「鷽」の人形、梅ヶ枝餅が一般的でしたが、今では表参道から境内の奥まで多くの茶屋、みやげ屋、雑貨屋が軒を連ね各々自慢の逸品が並べられています。

梅ヶ枝餅は各店それぞれの味が特徴。外はパリッと香ばしく、餡は甘くしっとりとしています。
その他、最近では「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトで建てられたカフェや鶏の唐揚げの太宰府バーガーなどおしゃれな店がぞくぞくと登場しています。

また、中国人観光客が急増に太宰府観光協会では中国語ボランティアガイドの受付デスクが開設されました。
無料案内に加えて、お浄めの仕方、参拝方法などの日本文化やマナーも指導してもらえます。
※毎週日曜/10時〜14時まで

太宰府天満宮 参道
太宰府天満宮 参道
梅の刻印がトレードマーク 梅ヶ枝餅
梅の刻印がトレードマーク 梅ヶ枝餅
観光名所化したカフェ
観光名所化したカフェ

オプション 別途運賃が発生します。

九州国立博物館(常設展)

国内4館目の国立博物館として205年に開館しました。東京・京都・奈良の3つの国立博物館が美術系博物館であるのに対して、歴史系博物館として設立されました。。これは九州がアジア文化との交流窓口だった歴史的・地理的背景が主な理由です。
常設の文化交流展示室では、日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流の歴史を紹介展示されています。

旧石器時代から江戸時代まで
テーマ 1 縄文人、海へ( Jomon Culture: Ocean-Bound)
テーマ 2 稲づくりから国づくり( Political Power: Cultivatin Rice)
テーマ 3 遣唐使の時代 (Nation Building: The Age of the Envoys)
テーマ 4 アジアの海は日々これ交易 (Merchants of the Asian Seas)
テーマ 5 丸くなった地球近づく西洋 (Smaller World, Closer West)
の5テーマに分け展示されています。

文化交流展示室の見学だけでも2時間は欲しいところです。
館内にはミュージアムショップもあり、ここでしか販売されていないお土産を購入することができます。
時間のない方には打って付けのショップです。

詳しくは
九州国立博物館  http://www.kyuhaku.jp/

ガラス張りの特徴ある外観
ガラス張りの特徴ある外観
全体が吹抜の館内
全体が吹抜の館内
館内のショップ
館内のショップ
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