太宰府

福岡・博多

04 タクシーで福博“まちあるき”

  • ●小型車タクシー(最大4名乗車) JPY10000
  • ●ジャンボタクシー(最大9名乗車)JPY15250

2.5時間

福岡はアジアに開かれた都市として先駆的な役割を担い、現代日本文化に大きな影響を与えた都市です。中世から那珂川を境に東側が商人の町「博多」、西側を武士の町「福岡」として都市整備が行われ、その特徴が今でも色濃く残っています。近年、狭いエリアの観光手段として徒歩で探索する「まちあるき」が人気ですが、福岡の二面性を探索するには少々範囲が広すぎます。
タクシーの機動力をうまく活用して、福岡の過去・現在を探索してください。
※上記タイトル写真は「博多塀」

都会のオアシス大濠公園は、なぜか外国人旅行客に人気

大濠公園は元来博多湾につながっていた入り江を、筑前福岡藩初代藩主・黒田長政により一部を埋め立てられた福岡城の外堀でした。福岡市の中心部・天神から西へ約3Kmとほど近く、今では公園として一周約2Kmの外周路にジョギングコースやサイクリングロードも整備され、都会の中のオアシスとして市民の憩いの場所になっています。周辺には美術館や福岡城趾、能楽堂、日本庭園などもあり、福岡を代表する観光名所です。周辺一帯を含め、桜の名所としても知られています。外国人観光客が好んで訪れる光スポットです。

大濠公園
大濠公園
遊歩道
遊歩道
Google mapから
Google mapから

旧福岡藩・黒田家の別邸は純日本式歴史庭園「友泉亭公園」

「友泉亭」は黒田家六代藩主継高が宝暦4年(1754年=江戸時代中期)に福岡城趾から歩いて約40分の城外・樋井川のほとりに築造した別邸です。池泉回遊式の本格的な日本庭園で久世三位源通夏卿が「世に堪へぬ 暑さも知らず 沸き出づる 泉を友とむすぶ庵は」と詠じた歌から名付けられています。約3000坪の園内には、シイやマキのほか、キンモクセイ、ギンモクセイ、ツバキなど、約5700本のさまざまな樹木に覆われ、春の新緑、秋の紅葉はもとより、四季折々の風景が楽しめます。また、日本庭園中央に配されたの池の他、昭和初期に建築された「本館大広間」や、茶会などに使用される「如水庵」「章山庵」などの茶室があります。天気の良いときには本館の窓が開け放たれ、真下には池が拡がり、日差しと一緒に鳥の声が聞こえ、心地よいひとときが満喫出来ます。
平成10年3月には福岡市指定名勝となって、季節毎の趣が楽しめる奥ゆかしき日本の美を漂わせる歴史公園として今日親しまれています。

公園入口
公園入口
池から本館を望む
池から本館を望む
暖かな日差しが差し込む本館大広間
暖かな日差しが差し込む本館大広間
章山庵
章山庵
四季の変化が美しい池のまわり
四季の変化が美しい池のまわり

グルメ目的で足を運びたい博多の台所「柳橋連合市場」

中心部天神から南へ約1.5km。那珂川に架かる柳橋のたもとに全長100mほどのアーケードの通路があります。ここが「柳橋連合市場」です。鮮魚、野菜、精肉をはじめ博多の代表的な食材を取り扱う約50軒の店が通路を挟んで並んでいます。
大正7年頃、この場所で鮮魚商数人が大八車に魚をならべて売り出したのが始まりとされる歴史のある商店街です。
その殆どは小売店。しかし、客は一般消費者だけでなく、料亭・料理店・屋台などの料理人も買い付けに訪れています。およそ7割が料理人だといわれています。
また最近ではTVのグルメ番組・旅番組で取り上げられる事が多く、情報通の観光客が訪れています。
市場内では揚げたての魚ロッケと野菜を一緒にバンズに挟んだ名物「柳橋バーガー(税込250円)」や鮮魚店直営の食堂「柳橋食堂」で海鮮料理を手頃な料金で楽しむことが出来ます。
買い物だけでなく、食事やつまみ食いが楽しめ、飾り気のない福岡の食文化に接することが出来る「ホットする」市場です。

市場入口
市場入口(写真提供:福岡市)
50店舗が並ぶアーケード
50店舗が並ぶアーケード(写真提供:福岡市)
多くの食材が並ぶ店頭
多くの食材が並ぶ店頭(写真提供:福岡市)

弘法大師が日本で最初に開山した密教寺院「東長寺」

南岳山 東長寺。806年に弘法大師・空海が日本で最初に創建したお寺です。真言密教が東に長く伝わるようにと祈願されました。
黒田家二代忠之公、三代光之公、八代治高公の墓所があります。
山門から入った左手の「六角堂」は福岡市の文化財に指定されています。内部にある六角形の仏像を安置する厨子・仏龕(ぶつがんは回転式になっており、毎月28日の不動護摩供えと博多ライトアップウォークの際に開帳されます。
「五重塔」は純木造総檜造りで美しい姿をみせています。5階のすぐ上にある相隣の伏鉢に空海が持ち帰ったと言われる仏舎利(釈迦の骨)が納められています。
本堂の「千手観音菩薩像」は国の重要文化財に指定されています。毎年3月21日の正御影供(しょうみえく)の際などに開帳されます。2階の大仏殿に置かれた「福岡大仏」は、日本一大きな木造座像で高さ10.8m、重さ30tの檜づくりの釈迦如来坐像です。
その大仏の台座の下には穴場スポット「地獄・極楽巡り」が設置されています。おどろおどろしい地獄絵巻のレリーフの先には文字通りの真っ暗闇、全く光のない漆黒ゾーンがつづきます。何も見えない恐怖を感じながら、手すりを頼りに前進すると出口が現れてきます。暗闇の中のどこかに「仏の輪」があり、真っ暗闇の中でその輪っかに触ると極楽に行けるそうです。

本堂
本堂
六角堂
六角堂
木造檜造りの五重塔
木造檜造りの五重塔
大仏殿の福岡大仏
大仏殿の福岡大仏

「お櫛田さん」の愛称で親しまれる博多の総鎮守

櫛田神社は、古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社です。地元の博多の人々からは「お櫛田さん」と愛称で呼ばれて親しまれています。
7月の博多祇園山笠の奉納神社で、クライマックスの「追い山」では櫛田神社を起点に「舁き山」とよばれる7台の神輿が博多の街を駆け抜けます。山笠期間中は行事参加者の間ではキュウリを食べることが御法度で、一番理由は「キュウリの切り口が櫛田神社の神紋と似ているから」と言われるほど密接な関係です。地元博多の人にとってはお櫛田さん=博多祇園山笠のイメージが強く定着している神社です。
境内には一年を通して「飾り山」が飾られていて、観光客を楽しませています。
山笠以外にも多くの“まつり”が開催され、2月の節分の日に行われる「節分大祭」では日本一大きな「おたふく面」設置され、知名士による豆まきが行われます。
10月下旬には大神宮のお祭り「博多おくんち」開催されます。牛車に引かれた神輿、ブラスバンド、稚児などが彩りを添える祭り行列は博多の秋の風物詩となっています。
また、境内には「博多歴史館」があり、櫛田神社の数多い社宝から歴史的にも民族資料としても価値の高いものが展示されています。

【マメ知識】
 神社での一般的な参拝作法は次の通りです。
 ①手水舎でひしゃくに水を汲み、左手、右手と水を掛け清めます。
 ②本殿でまず軽くお辞儀をします。
 ③鈴がはれば強くならします。
 ④お賽銭を箱の中に静かに入れます。
 ⑤二礼・二拍手・一礼でお参りします。

櫛田神社のすぐそばには昔の博多の町屋を再現した「博多町屋」ふるさと館があり、昔ながらの博多の商人の暮らし向きに接することが出来ます。
館内には売店もあり、博多織をはじめ博多ならではのお土産を購入することが出来ます。

博多総鎮守 櫛田神社
博多総鎮守 櫛田神社
山笠時期以外にも多くの観光客が訪れる
山笠時期以外にも多くの観光客が訪れる
大きな提灯が出迎えてくれる
大きな提灯が出迎えてくれる
一年中飾られた飾り山
一年中飾られた飾り山
木造の日本家屋が目印
木造の日本家屋が目印
白壁と格子戸の町屋づくり
白壁と格子戸の町屋づくり
館内の売店
館内の売店
幟織機の展示
幟織機の展示

オプション 別途運賃が発生します。

道案内の神・猿田彦大神が災難を祓う

猿田彦神社は、福岡市西区藤崎にひっそりとたたずんでいます。日本神話に登場する道案内の神様・猿田彦大神がまつられています。
旅の安全を守る道祖神として、全国各地に建立されているのが「猿田彦神社」です。藤崎が唐津市に繋がる長崎街道の出入口であるため、この地にまつられてきました。
「猿」の文字がついた神様ということで、平安時代に中国から伝わった庚申信仰と結びついたといわれています。
60日ごとの庚申(かのえさる)の日に祭りを行い、猿にちなみ「災難が去る」という信心を集めてきました。
毎年初めの庚申の日、初庚申大祭の授与品の猿面を玄関に掛けることで魔が“去る”と伝えられています。猿が外から入って来ようとする災難に睨みを利かせてくれます。
猿は木から落ちないため、受験生の合格祈願として猿面を受けられる方々も多く、ご利益が広がっているようです。
毎年初めの庚申の日は猿面を求める人で混み合いますが、境内にいる猿像に願いを託してはいかがでしょうか。

長崎街道沿いに佇む猿田彦神社
長崎街道沿いに佇む猿田彦神社
猿の像
猿の像
祠を見守る猿の像
祠を見守る猿の像
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