
尾道・西条
04 タクシーで欲ばり街あるき
- ●小型車タクシー(最大4名乗車)JPY34,440
- ●ジャンボタクシー(最大6〜9名乗車)JPY47,600
- 高速道路通行料および駐車料/約6,000円が別途掛かります。他の交通機関運賃・施設入場料・体験料等は詳細ガイドを参照ください。
5.5時間
室町時代から瀬戸内交通の要として栄えた尾道は、多くの仏閣が並び、路地が張り巡らされた独自の町並みを形成しています。尾道の古い町並みはもちろん白壁の酒蔵が建ち並ぶ西条まで足をのばし、ボランティアガイドを交えた充実の街あるきが実現します。
絶景を望む尾道のシンボル「千光寺公園」
千光寺山にある「千光寺公園」は、尾道のシンボルとなっており観光客が必ず訪れる人気スポットです。麓の山麓駅から千光寺山頂の山頂駅の2駅を結ぶロープウエイの空中散歩は約3分。山頂からは、尾道大橋や尾道水道を渡る渡船、坂の多い情緒あふれる尾道市外360度見渡せます。展望台から見る夜景は夜景100選にも選定され、デートスポットとしても人気です。
また、春はさくらの名所100選に選定された見事な桜が公園を彩り、四季折々に美しい景色を楽しむことができます。園内には、尾道市立美術館や遊歩道の「文学のこみち」もあります。
山腹にある「千光寺」は、806年に創建された真言宗系の寺院です。
境内には本堂に観世音菩薩33体が祀られている三十三観音堂などがあり、玉の岩や鏡岩、鼓岩といった巨岩・奇岩も見ることができます。
※ロープウエイ 大人 往復500円
※ボランティアガイドによる案内が可能です
3日前までに予約が必要
2,000円/1組
猫たちとの出会いが楽しい「猫の細道」
映画やドラマ、CMのロケ地としても有名な尾道は、猫と出会える町としても知られています。「猫の細道」は、千光寺山ロープウェイ乗り場そばの艮神社から天寧寺三重塔にかけて続く約200mの細い路地。町に住む本物の猫はもちろん、招き猫絵師・園山春二氏が1998年から置き始めた「福石猫」108匹も潜んでいます。
丸い石に描かれた福石猫は、今では猫の細道を中心に1000匹以上が町中に置かれ、中には恋愛成就や健康回復など縁起物として親しまれています。
猫の細道周辺には、空き家を再生したショップやカフェ、ギャラリーなども点在、飽きることのない街歩きが楽しめます。
尾道イーハトーヴ・招き猫美術館
かつて北前船が寄港する港町で商都として発展した尾道の山手地区は、財を成した商人の屋敷が並ぶエリアでしたが、急斜面という環境から空き家や廃屋が増えていきました。そんな中、1997年に絵師・園山春二氏が廃屋同然の古民家を改修して美術館「梟の館」をオープン。それ以降、近隣の古民家や廃屋をリニューアルしたショップやカフェが増え続け“イーハトーヴ尾道”を形成しています。
「招き猫美術館」は、絵師・園山氏が空き家を再生して造った招き猫の美術館。館内には、時代も素材も作家もさまざま数千もの招き猫コレクションが並べられています。縁起の良い招き猫グッズが手に入るお土産コーナーもあります。
小さな小さなパン屋さん「ネコノテパン工場」
「ネコノテパン工場」は、尾道の坂道の途中にひっそり建つ古民家を改築した小さなパン屋さん。そのノスタルジックな佇まいと確かな味で、地元の人々はもちろん観光客にも人気です。
クロワッサンやメロンパン、シナモンロールといった定番パンからオリジナル餡を使ったパン、ビスコッティなど焼き菓子を販売。お昼過ぎには売り切れてしまうこともある人気店です。
※火・水曜日定休
「西条酒蔵通り」の風情ある街並散策
東広島に位置する安芸西条は、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本有数の日本酒醸造地です。
元々西条の町は江戸時代に山陽道の宿場町として栄え、その細長く連なる宿場町が酒蔵の町へと変貌したのは明治時代のこと。西条の南にある安芸津の杜氏によって醸造法が伝えられました。寒暖の差が大きく龍王山の伏流水が井戸水となって湧き出る西条は、酒造りに最適な気候風土だったことから酒造りが盛んになりました。
現在、西条の酒蔵通りにある酒蔵は8社。通りは赤煉瓦の煙突や赤瓦の屋根、白い漆喰と黒いなまこ壁、千本格子の町屋造りといった風情ある姿を残しているので、散策しながら撮影が楽しめます。
通りの西側には観光マップなどが置いてある西条酒蔵観光案内所があり、またカフェやレストランを兼ねた蔵元もあるのでじっくり楽しめます。この酒蔵エリアでは、日本酒文化に触れてもらうため土日祝に酒蔵を解放。“ようこそ醸華町西条”の看板のある酒蔵では見学や試飲ができるので、ぜひ訪ねてみましょう。
少々歩き疲れたら酒蔵・賀茂泉の隣にある「酒泉館」へ。日本酒約20種類の飲み比べはもちろん、酒饅頭や酒フルーツケーキ、酒の仕込み水で淹れたコーヒーや抹茶などカフェメニューが楽しめます。
酒都西条の名物料理が、酒の仕込み時期に蔵人たちのまかない料理として食べていたという「美酒鍋」。酒蔵ごとに異なりますが、基本は鍋でにんにくを炒め、鶏肉とコンニャク、野菜各種を入れて酒と塩こしょうで味付けしたシンプルなもの。地元の和食屋や居酒屋で食べることもできます。
※ボランティアガイドによる案内が可能です
3日前までに予約が必要
2,000円/1組