日本海を駆ける

11日本海を駆ける

  • ●加賀の國観光グランキャブ 最大6名乗車 37,000円
  • ※上記料金には、入場料・体験費用・有料道路代・駐車料金・他の交通機関の料金は含まれておりません。
  • ※所要時間は出発地および到着地で異なるため標準所要時間となっています。申込時にご確認ください。

5時間

江戸後期から明治中期に日本全国の舟運で莫大な富を稼いだ「北前船」。多くの船主たちが住み、船主屋敷が残る加賀橋立は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。命がけで稼いだ富で築いた豪邸の数々は、その昔「日本一の富豪村」呼ばれました。奇勝地・東尋坊、北陸の味覚「かに」と日本海の冬を駆け抜けるコースです。

乱暴者の坊主の名が由来。『東尋坊』

海に突き出した柱状の断崖が1km余も続く日本随一の奇勝地。海食によって海岸の岩肌が削られ、高さ25mの断崖絶壁が続いています。崖の上から見下ろす景色はまさに絶景、足がすくんでしまいそうな眺めです。
東尋坊とは福井県勝山市にある平泉寺にいた僧の名です。余りにも乱暴で仲間の僧たちの恨みを買い、この崖から突き落とされたという伝説が名の由来になっています。観光遊覧船が運航しており、海面から見上げる眺めもひと味違った趣です。
足下が不安定な岩の上から断崖絶壁を楽しむためには、動きやすい靴と服装がをご用意ください。

市営駐車場から東尋坊の絶壁まで向かう途中には、たくさんの土産物店や食堂が並び、海産物、生鮮魚介や珍味、海鮮丼やイカ焼き、地酒などが販売されています。お客を呼び込む賑やかな声も旅情を楽しく演出しています。ここで見つけた「東尋坊」と書かれた笠。外国人観光客は喜んで買っていくのではないでしょうか。

高さ25m断崖絶壁
高さ25m断崖絶壁
観光船遊覧船乗り場
観光船遊覧船乗り場
記念撮影スポット
記念撮影スポット
たくさんの土産物屋さんが並ぶ
たくさんの土産物屋さんが並ぶ
お土産いろいろ
お土産いろいろ

加賀橋立伝統的建造物群保存地区

加賀市橋立は、茅葺民家が建ち並ぶ半農半漁の集落でした。18世紀半ばから北前船の船主となる者が現れ、橋立地区は次第に北前船にかかわる人が居住する集落へと発展しました。1796年(寛政8年)には船主34名と船頭8名が確認されています。
北前船とは、江戸後期から明治時代に大阪・北海道を命がけで往復し、多大の富を得ていた買い積み船です。船主が荷主として各港で物を売り買いしながら航海する商売の形態で、うまくいけば莫大な利益を生むが、失敗すれば大損。遭難すれば命を落とす危険に晒される、まさに「板子一枚下は地獄」という商売です。

橋立地区は1872年(明治5年)の大火でも速やかに痛手から立ち直り、より豪壮な住宅を再建し復興を遂げました。その豪邸の数々は、その昔「日本一の富豪村」呼ばれました。
その後、汽船や鉄道輸送が発達したため、北前船は輸送の主役の座を追われ、明治後半から船主や船数が減少し衰退していきました。
多くの船主たちが住み、船主屋敷が残る集落景観が、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
縦板張りの主屋や土蔵は、周囲を塀や石垣で囲み、建物や塀の基礎石、石垣、参道や宅地の石段や石敷には淡緑青色の笏谷石(しゃくだにいし)が使用され、集落全体に柔らかな質感と独特な風合いが残っています。

加賀市橋立地区
加賀市橋立地区
縦貼りの板塀が並ぶ通り
縦貼りの板塀が並ぶ通り
公開されている船主屋敷
公開されている船主屋敷

北前船の里資料館

「北前船の里資料館」は、1876年(明治9年)、橋立の北前船主酒谷長兵衛(さかやちょうべい)が建てたものです。酒谷家は江戸時代から明治時代にかけて6隻の船を所有し、巨額の富を築きました。

敷地面積は約1,000坪、オエと呼ばれる30畳の大広間には8寸(約24cm)角のケヤキの柱、巨大な松の梁、秋田杉の一枚板の大戸など、最高級の建材を使った建物からは、船主の豪勢な暮らしぶりをうかがい知ることができます。

加賀市橋立地区と北前船の里資料館を観光ガイドの案内で散策できます。事前にご相談ください。

※ガイド案内/可(交通費として1,000円が必要)
※拝観料 大人 600円[入館料] 大人/300円

北前船の里資料館
北前船の里資料館
資料館内部
資料館内部
資料館にも高い板塀
資料館にも高い板塀

カニ料理堪能(加能がに)

日本海の冬(11〜2月)を代表する味覚の王様ずわい蟹。「加能がに」とは石川県で採れるズワイガニのブランド名で、青いタグが付いてい ます。 殻の柔らかいこと、身がぎっしり詰まってふっくら、ぷりぷりした歯ごたえと極上の甘み、カニ味噌がタップリ詰まっているのが特徴です。「香箱がに」はメスの呼称で、注目度急上昇の逸品です。

ずわい蟹漁は、日本海に季節風が吹き出す11月~翌年3月頃まで行われます。この間、橋立港は漁に出る底曳網漁船で活気づきます。
雄が脚を伸すと左右70~80cm、通常は水深40~200mで水温5℃以下の砂泥底に棲んでいます。
石川県では、雄を「ずわい蟹・加能蟹(かのうがに)」、雌を「香箱蟹:(こうばこがに)」。福井では越前蟹、雌はセイコ。山陰地方では松葉蟹、雌はオヤガニと地方によって呼称がかわります。

この季節、橋立港周辺の「かに料理店」には全国からお客さんが来店、一年前から予約の方もいるそうです。飛び込みでの食事はまず不可能、必ず予約が必要です。

加賀の冬の味覚の王様「加能がに」
加賀の冬の味覚の王様「加能がに」
橋立地区の司さん
橋立地区の司さん
橋立港そばの山本屋さん
橋立港そばの山本屋さん
TOPへ