
仙台市内
01 仙台市内で伊達政宗を巡る
- ●小型車タクシー(最大4名乗車) JPY10000
- ●ジャンボタクシー(最大9名乗車)JPY15000
2.5時間
福城下町・仙台の歴史は、初代藩主・伊達政宗が青葉山に城を築いたことからはじまりました。「仙台」という名前も政宗が命名しています。仙台市内にはその礎を築いた政宗にまつわる観光名所が数多く存在します。仙台城本丸跡にそそり立つの騎馬像は代表的なスポットとなっています。このコースは仙台市内にある政宗にまつわる観光スポットの中でも、「絶対に観ておきたい」必見ポイントを選び案内します。タクシーの機動力をベースに組み上げた2時間30分のコース。仙台観光の第一歩に、またはちょっとした空き時間にご利用ください。
仙台城趾。仙台の礎・伊達政宗はここからはじまった。
仙台城は慶長6年(1601年)ごろ、伊達政宗が築城をはじめて以来、約270年に渡り伊達家代々の居城で、仙台藩の政庁が置かれていました。
青葉山に位置することから地元では青葉城と呼ばれていますが、現在では「仙台城趾」と呼称の統一が図られているようです。
青葉山の自然地形を利用した山城で、「日本で最も堅固なるものの一つ」、と言わしめるほどの堅城です。
また、敷地面積2万坪と広大な広さを誇り、現存する石垣は全国有数の規模と曲線美を誇っています。
山頂の本丸跡には、青葉城趾、仙台市のシンボル「政宗騎馬像」が建ち、仙台市街が一望できる絶景ポイントになっています。
付近一帯は青葉山公園として整備され、緑も多く、東北大学のキャンパスや仙台市博物館が建てられています。
仙台市博物館裏庭には政宗胸像として展示されています。初代政宗騎馬像の一部で、これは戦時中の金属供出のため撤去され、戦後の混乱の中胸から上の部分がのこり、胸像に再製作されたものとのことです。
また、伊達政宗、支倉常長をはじめとする伊達武将隊の面々が城趾に出陣中。運が良ければ会うことができるかも。




藩祖・正宗公が眠る瑞鳳殿
瑞鳳殿は仙台藩初代藩主・伊達政宗公を祀る墓所です。付近一帯が伊達家の墓所で、二代忠宗廟「感仙殿」、三代綱宗廟「善応殿」が建ち並び、経ケ峯歴史公園として整備されています。また、瑞鳳殿資料館が併設され、仙台藩の歴史・文化の関係資料等が展示されいます。
政宗は生前に、自らの死後は遺骸を経ケ峯に葬ることを遺言して、1636年没しました。
経ケ峯は仙台城本丸がある青葉山から見て東方向、広瀬川が形成した谷を挟んで直線で900mほど離れた丘陵にあります。
翌年1637年10月、政宗の後を継いだ第2代藩主・伊達忠宗が遺言通りに、政宗の御霊屋「瑞鳳殿」を、経ケ峯の東部に正面が仙台城本丸を向く西向きに建立しました。本殿・拝殿・唐門・御供所・涅槃門からなり、桃山文化の絢爛豪華な建築を誇っています。
昭和20年に第二次世界大戦の戦禍ですべて焼失したが戦後復元されました。
その後、瑞鳳殿と相対するように正面を東向きに2代藩主・忠宗の墓所、「感仙殿」(かんせんでん)と3代藩主・綱宗の墓所「善応殿」(ぜんのうでん)が建立されました。
政宗がホトトギスの初音を聴きに訪れ、自らの墓所に決めたと言われる経ヶ峯。入口から瑞鳳殿へと続く参道には老杉の巨木が立ち並び荘厳な雰囲気を醸し出しています。





大崎八幡宮は当時の粋を凝らして造営された極彩色の社殿。
大崎八幡宮は、伊達政宗の命により慶長九年(1604年)より十二年にかけ、当時一流の匠たちを招き造営されました。現在地に建てられた理由は、政宗公が仙台城から見て北西(乾の方向)でなおかつ仙台城下町の北西の外れの場所を命じたからです。
当時は仙台総鎮守として仙台藩はもとより、仙台城下の人々に至るまで厄除け・除災招福や必勝・安産の神様として崇拝されてきました。特に、江戸時代に流行した「卦体神(けたいがみ)」という十二支の神を信仰する習俗から戌歳・亥歳生まれの人々からの守護神として格別の崇敬を受けています。
現在でも初詣や七五三参りなど多くの仙台市民が参拝に訪れます。
現存する本殿・石の間・拝殿は1607 年に建立されました。「権現造形式」の社殿で、拝殿と本殿ふたつの建物の間を「石の間」が繋いでいます。社殿は内外とも漆塗(うるしぬり)・胡粉(ごふん)下地に彩色を施し、彫刻・金具に飾られています。
桃山建築の傑作として国宝に指定されている。
【主な祭事】
御鎮座記念祭 8月12日
約400年前の慶長12年(1607)年8月12日に遷座祭が行われたことに起因する祭りで神事、雅楽や御神楽が行われます。
例大祭
日時:9月10日(土)、11日(日)、15日(木)
大崎八幡宮の年に一度のお祭りで、県の無形民俗文化財の能神楽、神輿渡御の神幸祭、流鏑馬神事などが行われます。
【マメ知識 神社での拝礼】
神社での一般的な参拝作法は次の通りです。
- 手水舎でひしゃくに水を汲み、左手、右手と水を掛け清めます。
- 本殿でまず軽くお辞儀をします。
- 鈴がはれば強くならします。
- お賽銭を箱の中に静かに入れます。
- 二礼・二拍手・一礼でお参りします。
二礼 2回深く礼をする
二拍手 2回拍手をする
一礼 1回深く礼をする- 軽く頭を下げて退く




オプション 別途運賃が発生します。
仙台市博物館
仙台市博物館は仙台城三の丸があった場所にが建てられています。仙台藩・伊達家に関する文化財が数多く展示されています。
なかでも、慶長遣欧使節に関連するものが充実しています。
鐘景閣・仙台箪笥料理
旧伊達伯爵邸鍾景閣(だてていしょうけいかく)は、明治時代後期に建造された伊達伯爵家の邸宅。 戦後まで屋敷として使用され、大名屋敷によく似た構造の建物です。
仙台伝統工芸品、仙台箪笥に納められた旬の彩りあふれる会席料理が箪笥料理です。心づくしのお料理と伊達の文化の中で、安らぎのひと時をお過ごしいただけます。
□別途追加費用がかかります。
伊達膳 5,900円〜

