世界遺産・平泉

仙台市内

04 世界遺産平泉、考古学的遺産群

  • ●小型車タクシー(最大4名乗車) JPY30000
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7.5時間

平泉は平安時代末期、奥州藤原氏が栄えた地域です。この一帯には奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や庭園、遺跡群が多く残り、保全されています。その一部が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で、2011年(平成23年)6月、東北地方初のユネスコ「世界遺産」へ登録されました。
仏教の浄土思想に基づき、理想世界を創り出そうとしたものです。壮大な藤原氏の世界観に浸ってください。

中尊寺。国宝・金色堂をはじめ平安美術の宝庫

中尊寺は嘉祥3年(850年)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれました。その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な造営が行われました。平泉文化を象徴する代表的な寺院です。
清衡公の中尊寺建立の趣旨は、当時、東北地方で続いた戦乱で亡くなったものの霊を敵味方の別なく慰め、辺境とされた東北地方に、仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)をつくる、というものでした。
それは戦乱で父や妻子を失い、骨肉の争いを余儀なくされた清衡公の非戦の決意でもありました。

月見坂と呼ばれる参道には、江戸時代に伊達藩によって植えられた樹齢300年の老杉が立ち並んでいます。
月見坂を上りながら、本堂を右手に見て金色堂まで坂たどり着く間に、いくつもの御堂が建っています。
境内の庭園遺構を含むその多くが良好な状態で残っていることから、全域が特別史跡に指定されています。
中尊寺は国宝の金色堂をはじめ、重要文化財の金色堂覆堂、経蔵など多くの文化財が保存されている当時からの美術品の宝庫といわれています。
また、金色堂内部の三つの仏壇の中には、藤原三代のミイラと、四代泰衡の首級も安置されています。

本堂
中尊寺の中心となる堂塔のひとつで、年間を通じて多くの行事が行われています。現在の本堂は明治42年に再建されたもので、本尊の釈迦如来坐像は丈六仏という一丈六尺の大きな仏様です。

金色堂
中尊寺創建当初の姿を今に伝える金色堂は天治元年(1124年)に上棟されました。堂の内外に金箔を押してある「皆金色」の阿弥陀堂です。4本の巻柱や仏壇、長押にいたるまで、白く光る夜光貝の螺鈿細工が施され、透かし彫りの金具・漆の蒔絵と、平安時代後期の工芸技術を結集してつくられ、堂全体が一つの美術工芸品の印象がします。

境内には松尾芭蕉の像が建っています。
奥の細道の旅で松尾芭蕉は門人の曽良と平泉を訪れています。そして、高館の丘陵にあったと伝えられる義経の居館跡に上り
夏草や 兵どもが 夢の跡

中尊寺・金色堂に訪れて、鎌倉北条氏によって建てられたといわれる覆堂の中に建つ、金色堂をみて
五月雨の 降残してや 光堂

と読んでいます。

[拝観時間]
年中無休
8:30~17:00(3月1日〜11月3日)
8:30~16:30(11月4日〜2月末日)
※10分前に拝観券発行終了
[拝観料金]
【通常拝観料金】金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂
大人   800円
高校生  500円
中学生  300円
小学生  200円
本堂
本堂
国宝・金色堂
国宝・金色堂
参拝者が絶えない弁慶堂
参拝者が絶えない弁慶堂
薬師堂
薬師堂
この地にも芭蕉の像が建っている
この地にも芭蕉の像が建っている
月見坂の下にある義経従者・弁慶の墓
月見坂の下にある義経従者・弁慶の墓

仏の世界を地上に表現した毛越寺・浄土庭園

毛越寺と書いて、(もうつうじ)と読みます。一般的な読み方“もうおつじ”が“もうつじ”になり、更に“もうつうじ”に変わってきたと考えられています。

創建は嘉祥3年(850年)に慈覚大師円仁の手によるもので、奥州藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの堂塔や僧房、鐘楼・経蔵が建てられ、当時は中尊寺を上回るほどの規模と華麗さだったと歴史書に記載されています。

その後も毛越寺は火災に見舞われ建物を焼失しますが、大正時代には毛越寺境内附鎮守社跡として史跡に認定されました。現在の本堂は1989年に再建されたものです。
山門を入ると敷地内には、毛越寺に伝わる平安時代の仏像や書籍などを展示する宝物館や本堂があり、その脇に広大な浄土庭園と隣池伽藍跡があります。
大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の指定を受けています。

浄土庭園
仏教の思想を受けた日本庭園です。平安時代から鎌倉時代にかけての日本庭園の様式で、仏教の極楽浄土の世界を庭で再現したものです。毛越寺の浄土庭園は大泉が池を中心に、築山や遣水が配置されています。

臨池伽藍跡
伽藍とは、寺院または寺院の主要建物を指します。講堂跡や鐘楼跡、他にもいくつかの史跡があります。特に南大門跡は礎石の配置からたいへん大きな建物だったことがわかります。
中央に池をレイアウトした臨池伽藍は、平安時代の邸宅様式を寺院建築に応用したもので、北側に講堂や鐘楼、池の周囲に石組みの築山や出島などが造られていました。日本庭園史上最も重要な庭園として、調査の上、旧復されました。

毛越寺で座禅体験ができます。
坐禅は、こころを落ち着かせ集中力を高める事が出来ます。
要予約 ※法要や行事でお受けできない日があります。
期間 通年
時間 60分
料金 大人 1,000円

[拝観時間]
8:30~17:00
8:30~16:30(11月5日~4月4日)
[拝観料]
大人 500円
高校生 300円
小・中学生 100円
大泉が池
大泉が池
1989年に再建された本堂
1989年に再建された本堂
慈覚大師円仁をまつる開山堂
慈覚大師円仁をまつる開山堂
座禅体験
座禅体験

伊達政宗も好んだ渓谷美・厳美渓

厳美渓は仙台藩主・伊達政宗公も好んでこの地を訪れていたといわれる磐井川の中流の渓谷です。駒山に源を発し、一関市内へと流れる磐井川の浸食によって形成された厳美渓。奇岩、怪岩、深淵に滝とダイナミックな景観が約2キロメートルにわたって続きます。
エメラルドグリーン水流と両岸の岩と渓谷、季節毎にかわる色調が織りなす渓谷美が日本百景のひとつに数えられています。
また、「空飛ぶだんご」といわれる郭公だんごが有名で、岩場のカゴにお金を入れると、対岸の店からだんごと茶が空中を飛んで届けられます。見て楽しい、食べて美味しい名物です。

厳美渓
厳美渓
空飛ぶ郭公だんご
空飛ぶ郭公だんご

オプション 別途運賃が発生します。

高舘義経堂

高館は北上川に面した丘陵で、頼朝に追われた源義経公が、妻子とともに自害した場所と伝えられています。丘の頂上には第四代藩主伊達綱村公が義経を偲んで建てた義経堂があり、中には義経公の木造が安置されています。
また、後に松尾芭蕉がこの地を訪ねた時に読んだとされる句碑も建っています。

無量光院跡

三代・藤原秀衡が京都の平等院を模して建立した寺院の跡。建物の中心線は西の金鶏山と結ばれており、沈む夕日に極楽浄土をイメージした浄土庭園の最高傑作といわれています。
現在は礎石や池が残るのみですが、広大な敷地は当時の威光を偲ばせます。

木造が飾られた義経堂
木造が飾られた義経堂
芭蕉の句碑
芭蕉の句碑
四季毎に違った景観が楽しめます
四季毎に違った景観が楽しめます
四季毎に違った景観が楽しめます
四季毎に違った景観が楽しめます
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